2016-01-11 参院比例選の投票先は・・・? 読売新聞世論調査
読売新聞社は8~10日にかけて全国を対象に世論調査を実施し、その結果を11日付の朝刊で発表している。
それによれば、安倍内閣の支持率は54%で前回(2015年12月17~18日)の49%から上昇。慰安婦問題への対応等によって好感を得たようだ。不支持率は36%(前回は39%)。
政府が低所得の高齢者らに支給する予定の3万円の臨時給付金については「反対」が50%と、「賛成」の42%を上回ったとのこと。
今夏の参院選での比例選の投票先について聞いたところ、自民党が37%でトップだった。以下、民主党13%、公明党、共産党各6%、おおさか維新の会5%などの順だった。自民の「1強」は変わっていない。
興味深いのは、近畿では、おおさか維新が17%で、自民の39%に次いで多かったことだ。台風の目となる可能性がある。
参院選の結果、与党が、参院で過半数の議席を「維持する方がよい」との回答は48%と半数弱で、「そうは思わない」が40%あったとしている。
選挙区選で、民主など野党が候補者をできるだけ「統一する方がよい」と思う人は49%で、「統一する必要はない」33%を上回った。民主、共産の各支持層では「統一」が7割を占めた。
衆参同日選(ダブル選)については、「行ってもよい」43%、「行わない方がよい」41%と拮抗したと報告している。
いずれも興味深い結果だ。