2015-10-31 「おおさか維新の会」結党
維新の党の分裂を受けて、橋下 徹大阪市長に近い国会議員らでつくる国政新党「おおさか維新の会」が10月31日、大阪市内で結党大会を開いた。国会議員は下地幹郎元郵政民営化相ほか、衆院13人、参院5人の計18人が出席。合流予定の室井邦彦参院議員は所用で欠席した。代表に橋下氏、幹事長には松井一郎大阪府知事が就任した。
橋下氏はあいさつで「新たな改革勢力の結集として、国政政党を立ち上げる。中央集権体制を変えていく挑戦の意味も込めて、『おおさか』の名称をつけた。これからは地方からしっかり改革を進めて、日本の統治機構を変えていく」と決意を述べた。
新党は綱領案で「地方分権型政党」をうたい、憲法改正による首相公選制や一院制などの統治機構改革、大阪の「副首都」化による東京一極集中の打破を掲げる。